未経験からWebマーケターを目指して転職活動に取り組んでいる方も多いと思いますが、最初に立ちはだかる壁が”書類選考“です。
私も未経験からWebマーケティング転職を行なっていたので、結構書類選考で落とされてガッカリしました……
ただ、未経験からWebマーケターを目指す場合でも書類選考の通過率を上げるための履歴書や職務経歴書の書き方のポイントはありますので、本記事では私の実例も交えながら紹介させていただきます。
”あるポイント”を加えただけで書類選考の通過率がグッと上がりました!
書類選考を突破できれば、残すは面接だけとなりますので、本記事を参考に履歴書や職務経歴書作りに取り組んでみてください。
Webマーケティング転職の書類選考通過率は約30%
まず最初に知っておいていただきたいのですが、転職活動における書類選考の通過率は約30%です。
大手の転職サイトなどで公表されている数値であり、私が転職活動を行なっていた際に転職エージェントの担当者から聞いた数値になります。
7割の確率で書類選考に落ちるなんて……
私も未経験からWebマーケティング転職を行なっていましたが、14社に応募して書類選考を通過したのは4社だったので、書類通過率は28.6%でした。
書類審査に落ちると自信をなくしてしまうかもしれませんが、割と落ちる確率の方が高いのでそこまで気にしなくて大丈夫です。
私も書類審査不合格の通知がたくさん届きましたが、それでもWebマーケターに転職することができています!
これから私自身が書類審査の通過率を上げるために試行錯誤したポイントを紹介させていただきますので、ぜひ取り入れられる部分があれば取り入れてみてください。
Webマーケティング転職における履歴書作成のポイント
履歴書はこれまで歩んできた学歴や職歴を正直に記入しなければならないので、そこまで創意工夫の余地がありません。
履歴書作成で重要になるのは減点ポイントを作らないことです。
履歴書がしっかりと記載できているかどうかは意外と見られているので、なるべく文字を埋めるように努力しましょう。
特に「志望の動機、特技、アピールポイントなど」の欄には強みやWebマーケターを目指す理由などを盛り込んでおくと良いです。
また、私は少しでも印象を良くするためにWebマーケティング関連の資格を取得して記入していました。
「Googleデジタルワークショップ」や「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」は無料で資格を取得でき、履歴書にも記載可能ですので興味がある方はチャレンジしてみてください。
職歴に空白の期間がある場合は……
私は前職を退職してから8ヶ月ほどブログにフルコミットしていた期間がありましたので、職歴に空白期間があったことが大きなマイナスポイントでした。
職歴に空白期間がある場合はなぜ仕事についていないのかを履歴書内で補足しておくことが重要です。
私はWebマーケティングスクールも受講していたので、Webマーケターに転職するための準備として職歴に空白期間があることを明記していました。
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職務経歴書はWebマーケティング転職の成功を左右する
履歴書は減点ポイントを作らないことが重要でしたが、職務経歴書にはアピールポイントを具体的に記載して加点を狙いましょう。
私が職務経歴書を作成する際に特に工夫した点が以下の3つです。
上記の内容を記載することで書類選考の通過率も高まりますし、面接に進んだ場合も職務経歴書の内容を中心に質問がされるので自分のアピールしたい土俵に有利に持ち運べます。
ポートフォリオとしてブログのURLを記載する
ブログを運営しているのであれば、職務経歴書にポートフォリオとしてブログのURLを記載しておきましょう。
私は職務経歴書にブログのURLを明記してから書類選考の通過率が大きく向上しました。
業界未経験でもポートフォリオとしてブログを見せることができれば、どの程度のWebマーケティングスキルを有しているのか証明することができます。
企業によって求めるレベルは異なりますが、ブログURLを明記してから格段に書類選考の通過率が上がった経験があるので、ブログを持たれているなら職務経歴書に記載することをおすすめします。
職務経歴にはPDCAを回して成果を出した事例を記載する
職務経歴書のメインパートとも言えるのが前職(現職)でどのような業務や実績を上げてきたのかを示す職務経歴です。
職務経歴の内容についても前職(現職)で成し遂げた事実を記入しなければなりませんが、可能なら数値を分析した経験やPDCAを回して成果を出した事例を記載しましょう。
Webマーケターは業務で数値を分析したり、PDCAを回す能力が要求されます。
なので職務経歴でそのような能力があることを証明できれば、採用側にWebマーケターとしてもやっていけそうな再現性を伝えられます。
これまでやってきた業務内容を洗い出して、PDCAを回して成果を出した事例がないか探してみてください!
Webマーケターを志望する理由を記載する
未経験からWebマーケターを目指すのであれば、Webマーケターを志望する理由も記載しておきましょう。
採用側もなぜ今の業界や業種を変えてまでWebマーケターになりたいのか非常に気になりますし、面接でも絶対に聞かれる内容です。
ここでWebマーケターに転職したい熱意を伝えることができれば、採用側も一度面接してみたいと思って書類選考を通過させるかもしれません。
短くていいので、自分がWebマーケターになりたい理由を言語化しておきましょう!
未経験からWebマーケターに転職できた職務経歴書
職務経歴書にも様々な型や書き方がありますが、実際に私がWebマーケティング転職を行なっていた時に使っていた項目を紹介しておきます。
私は以下の順番で職務経歴書に記載していました。
- 職務要約
- これまでの職務内容や実績を要約して記載していました。
- 活かせる経験・知識・技術
- どの程度のWebマーケティングスキルを有しているのか記載していました。ポートフォリオとして提出するブログのURLやWebマーケティングスクールを受講していることなどはここでアピールしています。
- 職務経歴
- 職務経歴書の中でもメインとなる部分です。実際に経験した業務内容の中でもPDCAを回して成果を出した事例を記載するように意識しました。
- 自己PR
- 自分自身の強みと強みを発揮した前職での事例を記載していました。
- Webマーケターを志望する理由
- 未経験からWebマーケターに転職したい理由を記載していました。
上記の5項目を職務経歴書に記載し、全部で2ページ以内に収めています。
Webマーケターに転職成功した職務経歴書
実際に私が未経験からWebマーケターに転職成功した時の職務経歴書は著書『未経験からWebマーケティング転職を実現させるロードマップ
書類選考を通過するためのポイント
私はこれまでに紹介してきた内容を履歴書や職務経歴書に盛り込んだことで未経験でも書類審査を4社通過することができました。
実際に書類選考を通過した企業から転職エージェント経由でフィードバックをいただいた内容がありますので、参考程度に紹介しておきます。
- 前職でご自身で考えた取り組みを行い、一定の成果を出している
- 27歳と若く、育成枠で検討可能である点
- 離職されていますがその後もキャリアチェンジの為にスクールに通われているご様子がある点
- 前職で数字を追いかけるお仕事で実績を持たれておりご自身なりに考えながら取り組まれ一定の成果を出されている点
- 応募書類が全体的にしっかり記載されており、お仕事自体や転職活動への意欲の高さを感じる点
- Webマーケに強い興味・関心があり、転職するために具体的な勉強をしているご様子で行動力や自走力を一定レベルお持ちであるような印象がある点
前職や年齢は参考にならない人もいるかもしれませんが、応募書類を全体的にしっかり記載したり、Webマーケに強い興味・関心があることを伝える点などは真似できると思います。
私は職歴に空白期間があり、書類選考に不利な点があったので、Webマーケに関する資格を取得したり、Webマーケティングスクールにも通ったことでカバーしました。
もし、何かアピールできる点を増やしたい方はぜひ参考にしてください。
ちなみにWebマーケティングスクールは「Withマーケ
まとめ:書類選考の通過率を高めよう!
以上、未経験からWebマーケティング転職を行うにあたって書類選考の通過率を高めるためのポイントを紹介させていただきました。
一般的に転職における書類選考の通過率は30%ほどと言われているので、なかなかハードルが高いのが現状です。
ただ、本記事で紹介したポイントを意識してもらえれば、未経験でも書類選考の通過率を高めることは可能です。
本記事を参考に履歴書や職務経歴書の内容をブラッシュアップしてください。
そして、完成した履歴書や職務経歴書は一度転職エージェントに添削してもらうことを推奨します。
私もWebマーケティング転職をしていた際は下記のエージェントに履歴書と職務経歴書の添削をお願いしていたので、まだ利用していない転職エージェントがあればぜひご活用ください。
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